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研究紹介 --ヒトや動物が自由に動き回れる仕組みを解き明かす--

ヒトや動物は地面の固さや凹凸の異なる様々な生活空間の中で自由に運動を行えますが、このような制御を行う脳の仕組みは未だ分かっていません。我々は、神経疾患動物や神経疾患患者などのヒトや動物の運動計測と力学解析・制御理論を基に運動制御則と運動に関わる神経疾患の解明を目指した研究を行っています。

研究助成

研究活動を効果的に実施するためには、研究予算の獲得および確保が非常に重要となります。これまでにご支援いただきました研究予算および組織に謝意を込めまして、ここに列挙いたします。

■ 科学研究費

文部科学省および日本学術振興会が提供する専門家の審査による競争的資金であり,年度毎の計画にしたがって交付されます.

  • 基盤研究B 2018年度~2020年度 小脳における直立姿勢制御系の学習と機能回復の設計原理 (代表者 舩戸徹郎)
  • 新学術領域研究(公募班) 2017年度~2018年度 神経疾患と運動機能回復に関わる筋シナジーの構成機序の解明 (代表者 舩戸徹郎)
  • 基盤研究B(特設分野) 2015年度~2018年度 シナジーとリズムに基づく歩行の数理 (代表者 青井伸也(京都大学))
  • 基盤研究C 2015年度~2017年度 運動スキルの発現と獲得における脊髄小脳ループの役割の解明 (代表者 柳原大(東京大学))
  • 新学術領域研究(公募班)2015年度〜2016年度 疾患動物の運動機能回復の計測・解析に基づくシナジーの構成機序の解明 (代表者 舩戸徹郎)
  • 基盤研究B 2014年度~2016年度 小脳疾患患者・マウスの運動力学解析に基づく姿勢機能障害の構成論的解明 (代表者 舩戸徹郎)
  • 基盤研究B 2012年度~2013年度 歩行における高度踏破性及び頑強性を実現するための筋骨格・神経機構の構成論的解明 (代表者 青井伸也(京都大学))
  • 若手研究B 2011年度~2013年度 制御された不安定床面上での歩行の分析によるヒトの姿勢制御機構の解明 (代表者 舩戸徹郎)